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窪田なす

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 米沢市の北東部、窪田地区に由来する窪田なす。初代藩主の上杉景勝公が会津から米沢入りした時に伝えられ、家臣である直江兼続が窪田町の家中の武士に作らせたのが始まりだと言われています。その後上杉鷹山公より奨励作物として指定され、広まっていきました。
 しかし昭和60年頃、減反政策による収入減を補うため、田んぼからの転作を行わなければならなくなりました。所得を増やすためには、たくさん採れて品質の良いなすを作る必要があるため、窪田なすは品種改良が進められました。かつてはどこでも栽培されていた窪田なすですが、現在、栽培者は数軒となり、入手困難な状況となりました。
 一方では、窪田地区の米沢市立窪田小学校の校章は窪田なすの花がデザインされており、また、米沢市の次世代への継承作物として「窪田なす」が認証されていることからも、窪田なすの存在は地域に根付いていることがわかります。

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 窪田は米沢市街に近いという立地を生かし、城下町に対する「お菜場(野菜を供給するところ)」の役割を果たしてきました。その中でも有名になったのが窪田なすです。栽培方法は一子相伝で、眼前の吾妻山の雪解け状態を目安に行われているそうです。収穫は6月下旬~9月下旬。背丈が短いため、1本の木からあまり量は採れません。

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 窪田なすは小型で丸みを帯び、下膨れの巾着型をしており、皮は堅めでバリッと歯ざわりが良く、主に漬物に利用されていて、その種類は一夜漬けからじゃり漬け、やたら漬など様々。そのほか普通の茄子と同じように、味噌で炒めたり味噌汁にしたり、煮物やなす干しにもされます。窪田なすが収穫される3ヶ月余りの間に、実の大きさや品質にあわせて最適な食べ方が工夫されています。

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