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「味よし!色よし!香りよし!上杉まめ」

JA山形おきたま白鷹枝豆部会

 置賜で育ち、JA山形おきたまから出荷される枝豆の総称を「上杉まめ」といいます。
 香り豊かで、パンパンと実が詰まった枝豆は、夏の風物詩となりました。

 今回はその枝豆を町全体で協力して栽培しているJA山形おきたま白鷹枝豆部会の方々にお話をお聞きしました!


― 安定した品質を消費者に届ける ― 

 平成17年に発足し、現在は5つの農業法人を含む27名が所属しています。部会発足までは個人での栽培がメインでしたが、発足後は機械を導入して面積を拡大。さらに、一括で選別・出荷を行うようになりました。

 昨年度の栽培面積は28.9ヘクタール、出荷量は103トン7月下旬から10月上旬まで出荷が続くよう、8品種を計画的に栽培しています。
 収穫に必要な機械は部会で購入・所有し、効率よく使うために会員内で8品種の播種時期を調整しながら機械を効率的に利用しています。そのように機械化を進めた影響もあってか、部会には20代~30代の生産者も多いんだとか。
(写真:JA山形おきたま白鷹枝豆部会 金田康秀さん)

 
 1品種1品種の収穫時期が短いため、生産量は天候に大きく左右されます。各生産者の畑で順番に収穫できるように計画していますが、乾燥により発芽時期がずれこんだり、低温で生育が遅れたりと計画通りにはいかないのが大変なところです。平成25年・26年と大雨に見舞われた白鷹町は、最上川沿いの圃場で収穫直前の枝豆が冠水し、全く収穫できなくなったこともありました。
 今年は雨風が多く、伸びた枝豆が倒れてしまい、収穫する際に起こして収穫したり、ぬかるんで機械が動かなかったりと作業が大変になってしまいました。



― 全員が高い水準で出荷できる ―  
 
 生産者が栽培した枝豆を一か所で洗浄・選別を行い出荷したのは、置賜の部会では白鷹町が初めて。一か所に集め同じ人が選別を行うことで、品質が安定しているものを消費者に届けられるのが強みです。みんなが高い品質のものを出荷することが、市場でも「上杉まめは品質がいい」という評判を得ることにつながると考えています。

 収穫の目安は品種によって違いますが、張りすぎると硬くなったり風味が失われたりしますので、収穫時期を見極め、品質が向上するよう努めています。

 食べ方は様々ですが、「やはり塩ゆでが美味しいです。」と部会の方々。塩をまぶしてからゆでる人、ゆでてから塩をかける人、好みにより様々ですがお湯に塩を入れてからゆでるのが風味が失われず、おススメです。
 

― 「美味しい」と思ってもらえる枝豆を届ける ―

 主な出荷先は中京方面。中京方面では他の地方より豆類を好んで食べるため、枝豆も消費量が多いそうです。昔は敬遠されていた香りのある枝豆が近年は好まれ、需要が増えてきています。主力である秘伝豆も香りのよい品種ですから、今後が期待できるところです。
 「今後さらに機械化を進め、もっと面積を増やして生産額に反映させていきたい」と話してくださいました。
 



 
 
 「美味しいと思ってもらえるような枝豆を頑張って作っていますので、ぜひ食べていただきたいです。」と語ってくださったJA山形おきたま白鷹枝豆部会の方々。
 また来年もいい香りといい色で私たちの味覚を楽しませてくれることでしょう!
 (写真:JA山形おきたま白鷹枝豆部会長 相模敏浩さん)
 
(取材日:2017.10.19)


● JA山形おきたま白鷹枝豆部会のお問合せ先 ●
JA山形おきたま白鷹果物流通センター
電話番号:0238-85-5159

● 「上杉まめ」の取扱店 ●
置賜地域の直売所、スーパーなど

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