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2013.10.18
置賜の食材で介護食を作る! 介護食教室 @街角情報交流サロン(米沢市)

 「置賜の食材で介護食」って、なんとなくピンとこないかもしれません。特別なものではなく日頃から家族みんなが食べている食材を使って作ることで、家族と同じものを食べる喜びにもつながるんです。今回は、介護食と置賜食材をつなぐ介護室教室が開催されると聞き、取材しました!

 
  「介護食」と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか。どろどろのスープ、みじん切りにされたおかず、冷めたおかゆ…。介護食=高齢者が食べやすいもの=味気ない食事、という連想になってしまうのではないでしょうか。 

 でも実際は、「介護食」はとても身近なもの。口内炎ができた時や風邪をひいたときに食べるものも「介護食」に入ります。なにより、いつなんどき家族や自分自身が「介護食」を必要とする生活になるかは、誰にもわかりません。 

 食事を摂るのが大変な体になっても、身近な食材を使って、おいしく楽しく食べる工夫があるのです。「米沢おしょうしなの会」が主催し開かれた今回の介護食教室は、日本財団の助成を受けた「一般社団法人ゆにしあ」の秋葉恵理さんを講師に招いて行われました。「置賜産の食材」が大きなテーマでしたので、米沢産の食材がふんだんに使われた「介護食」作りにもチャレンジできる有意義な教室でした。
 

 ①介護される方のことを知る
 まずは介護される方の状態を知ることが大切です。食事の際にどんな症状があるか?食べものの好みが変わっていないか?体重が減っていないか?丈夫そうに見えても実は栄養が足りていない「隠れ栄養失調」になっていたり、飲み込みなどに障害が出る「摂食・嚥下障害」になっているかもしれません。
 症状によってどんな問題が生じているか、どんな対応をすればいいのかが変わってきます。その見分け方などを、分かりやすく教えていただきました。説明の合間には、介護される方がどんな気持ちなのかを知るための体験も。食べにくい・飲み込みにくいといった不便さや不快感を実際に体験することで、介護食を理解する必要性を実感できました。

②介護食を知る
 介護食は、ただ単に、刻む、とろみをつける、冷ます、といったことをすればいいわけではありません。もちろんそれらは大切なことなのですが、刻むとむしろ食べにくくなったり、とろみの固さを間違えると逆に危険が生じてしまうこともあります。介護される方の症状、どこの部位が弱いのかで、介護食の作り方は変わってくるのです。食欲がなくなったり体重が減っている場合は要注意!食べにくい、飲みこむのが苦しい食事が続くと、自然と食べなくなってしまいます。介護食を改善するだけで食事の楽しみはぐっと高まります。

③置賜食材で介護食を作る
 では実際に介護食を作ってみましょう。この日使用した調理器具は、ハンドミキサーと圧力鍋。毎日3食の介護食を作るのはとても大変ですが、こういった器具を使うことでずいぶん調理が楽になります。そして、なるべく家族と同じものを、一工夫して介護食にすることで、別の料理を作る必要もなくなり、なにより介護される方が家族と同じものを食べられることは大変な喜びになります。そしてこの日のテーマは「置賜産の食材」を使うこと。親しみのある置賜の食材で、誰が食べてもおいしい、かんたんレシピを教えていただきました!

 

* 米沢産のつや姫、栗、ねぎを使った かんたん!鶏がゆ *

 圧力鍋を使って作れる、簡単おいしい鶏がゆです。圧力鍋を使ったことがない人や、持っているけど使い方がいまいちわからない…という方、多いのではないでしょうか。使い方からレクチャーしてもらえるので、即実践したくなります。
 出来上がった鶏がゆは、鶏肉からだしが出て、栗の甘味が引き立って、参鶏湯のようななんともおいしい一品!30分ほどででき、家族全員がおいしく食べられること間違いなしです!お米からでんぷんのとろみが出るので、とろみ剤などを使わなくても飲みこみやすくなります。

 * 米沢産のかぼちゃを使った煮物をリメイクしたムース *

いつものかぼちゃの煮物をアレンジするだけで、とろ~り飲みこみやすくなります。今回はハンドミキサーの使い方とゲル化剤の扱い方や分量の説明もあり、初心者にも参考になる内容が盛りだくさん。ハンドミキサーの選び方は?ゲル化剤の溶かし方は?どこで売ってるの?など、参加者からも質問が飛び交っていました。
 お味はというと、もともと煮物だったとは思えないくらい完成度が高いムースでした!お子様のおやつにも最適な一品です。冷やしてもおいしく召し上がれるそうですよ。 

※上記の料理は、調理器具やゲル化剤の使い方を紹介するための料理ですので、事故防止のため介護食教室に参加された方へのみレシピをご提供しています。そのほかご紹介できる料理は、ゆにしあさんホームページのレシピ紹介ページをご参照ください。

 

 今回参加されていたのは、実際にご家庭で介護食を作られている方をはじめ、デイサービスなどで介護食を作られている方もいらっしゃいました。みなさま、和気あいあいと質疑応答を交えながら楽しく学ばれていました。
 
 講師の秋葉さんは、「介護食は“ユニバーサルフード”と言い換えてもいいかもしれません。ユニバーサルな、誰でもおいしく食べられる、そういうのが必要だなと思うんです。」と話してくださいました。マイナスなイメージが持たれがちな介護食を、“ユニバーサルフード”と考えたら、介護食がもっと身近に、もっと楽しく感じられるような気がしました。

 時には市販のレトルトを使うことも、もちろん必要で大切なこと。無理をせず、普段の食事+αをするだけで、介護食はぐぐっとおいしく身近になります。家族で同じ食卓を囲み、楽しんで食事ができるよう、ぜひ食べ慣れた置賜の食材を取り入れてみてください。
 
 高齢化が進む現代、「介護」は決して他人事ではありません。いま介護をしている方も、まだ予定がない方も、ぜひたくさんの方にこの教室を体験していただきたいです。

 (取材日:2013.9.26)

*介護食や介護食教室について、詳しくはホームページをご覧ください!
 「一般社団法人 ゆにしあ」ホームページはこちら
 
*米沢おしょうしなの会では、地元の野菜などを販売する朝市を毎週土曜日に開催しています!
 介護に携わる方が運営されているので、お悩みなどもお気軽にお聞かせください!
 「米沢おしょうしなの会」 マイページはこちら

 

 


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