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2013.10.29
飯豊町こくわワイン新酒発表会 @めざみの里観光物産館(飯豊町)


 もともとは山に自生している果物、「こくわ」。それを特産品にしようと取り組んでいる町はそれほど多くありません。

 飯豊町がこくわを町の特産品にしようと取り組んだのは、今から25年ほど前。生産と同時に、加工品の開発も進められてきました。その中でも、ワインのおいしさはピカイチ!さわやかな香りと飲み口で、着実にファンを増やしてきました。
 
 そのワインを堪能できる試飲会が、毎年開催されています。今回、できたての2013年産こくわワインを味わえる「飯豊町こくわワイン新酒発表会」に、参加させていただきました!
 



 

 飯豊町のめざみの里観光物産館では何度も買い物をしたことがありますが、2階へ上がったのはこれが初めて。会場であるコンベンションホールは広く立派で、様々な方が来場されていました。
 
 主催者である販売促進会佐藤千寿会長からのあいさつ、来賓者である飯豊町後藤幸平町長のあいさつ、山形県議会小池克敏議員からのメッセージの後、佐藤ぶどう酒さんより新種の講評があり、町議会中村仁一議長が乾杯の音頭をとって試飲会がスタートしました。
 
 和やかな雰囲気で試飲会は進められ、オードブルや飯豊産野菜の漬物を口にしつつ、今年のこくわワインを楽しみました。
 
 こくわワインは、こくわの栽培を始めて3年目の昭和62年10月に、果実20kgを山形県工業試験場に持ち込み試験醸造を依頼し、昭和63年2月に誕生しました。試行錯誤して2年後、朝日町の醸造会社へ依頼し販売が開始され、生産から加工(醸造)販売まで一連事項について協議・検討する「飯豊町こくわワイン販売促進会議」も設立されました。平成22年からは、地元での生産を目指し、南陽市の「有限会社佐藤ぶどう酒」に醸造を委託して作られています。

 佐藤ぶどう酒さんの講評によると、「今年は、原料は平年より酸度が高め。いままではフルーツワインで実績のある酵母を使用していましたが、今年は白ワインで実績のあるハイブリッド酵母を使用しました。酸味がしっかりしているため、メリハリのある甘さでバランスよく仕上がっています。香りはハイブリット酵母特有のアロマ柑橘系。ここ数年で最高のワインができました。とのこと。
 
 講評の通り、飲み口が良く甘味と酸味のバランスが良いさわやかなワインでした。アルコール度数10%とは思えない口当たりで、どんどん飲み進んでしまいます。2011年、2012年のワインと飲み比べができ、確かに今年のものが口当たりが良いようでした。
 
 「今年の出来は特にいいね」と、生産者の小笠原英信さんも太鼓判を押します。おいしいだけではなく、こくわワインはいくら飲んでも二日酔いせず、アルコールの臭いもあまり残らないのが特徴だそうです。
 
 とってもおいしいワインなので、もっとPRすればさらにファンが増えそう!と思いましたが、あまり手を広げると生産が追い付かなくなってしまうため、積極的な宣伝はしていないのだそうです。
 
 この日いただいた「飯豊町こくわワイン」だけでなく、炭酸が入った「飯豊町こくわスパークリングワイン」も醸造中とのこと。飯豊町の特産品であるこくわワイン。“ここ数年で最高の出来”と評される今年のワインを、ぜひお試しになってみてください!
 
●  購入できるところ ●
道の駅いいで めざみの里観光物産館

● 「こくわ」について詳しくはこちら ●
生産者の取り組み012 「野生のこくわを、町の特産品に!」

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