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 さくらんぼは紀元前からヨーロッパ各地で自生していました。日本で栽培されるようになったのは明治時代初期から。さくらんぼの名称は、もともと桜の実を指す「桜ん坊」からきたといわれています。正式には「桜桃(おうとう)」といいますが、現在では「さくらんぼ」の呼び名が一般的になっています。
 全国一のさくらんぼ生産量を誇る山形県。実に全国の生産量の8割近くを占めています。栽培されている品種も多様。その中でも、人気ナンバーワンの品種は「佐藤錦」で、県内栽培の約7割を占めています。

《 佐藤錦 》
ナポレオンと黄玉の交配。佐藤栄助氏に育成され、1914年に命名されました。果肉は乳白色で甘味と酸味のバランスがいいです。

《 ナポレオン 》
粒がやや大きめでハート型。ヨーロッパでは古くから栽培されていた品種で、1872年に日本に導入されました。果肉はクリーム色で果汁が多く、歯ごたえがあり濃厚な味わいです。

《 紅秀峰 》
佐藤錦と天香錦の交配で、1991年に品種登録されました。果肉はややかたく、酸味が少なく糖度が高いのが特徴です。

《 高砂 》
アメリカが原産で、日本へは1872年に伝わりました。ロックボード・ビガロや伊達錦とも呼ばれています。果汁が多く、適度な酸味とほどよい甘さがあります。

《 南陽 》
ナポレオンの自然交雑から誕生し、1978年に登録されました。粒が大きめで甘味がしっかり、ジューシーです。

《 紅さやか 》
佐藤錦とセネカの交配種で、1991年に品種登録されました。果皮は朱色から紫黒色、果肉はきれいな赤色。適度な甘味と酸味があります。

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 さくらんぼの栽培は、非常に手間がかかります。気候的には、4~5月上旬の遅霜が軽く、6~7月上旬が比較的湿気と雨が少ない土地が望ましいです。山形県は全国でも数少ない栽培適地ですが、梅雨などもあるため燃料資材や防霜ファンを使うなどしてつぼみや花が凍らないようこまめに霜対策を行わなくてはなりません。また、雨に当たると実が割れてしまうので、ハウスは必須です。逆に日あたりが悪いと色がつかないことから、収穫が近づくと影を作ってしまう葉を摘み取るなどの手間を惜しみません。
 さくらんぼは追熟しない果物なので、6~7月の一番美味しいタイミングを見計らい、収穫されます。

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 さくらんぼは、カリウム、葉酸、アントシアニンなどを含み、高血圧や動脈硬化の予防、貧血予防、眼精疲労軽減などの効果が期待できます。
 購入する際は、粒が大きくて果皮に張りとツヤがあり、色が鮮やかなものを選びましょう。軸は茶色になっていない緑色のものを選びます。さくらんぼは日持ちしないので、なるべくその日のうちに食べるようにしてください。
 長時間低温下に置いておくと実が締まって美味しさが失われてしまいますので、食べる直前に冷やした方が美味しく食べられます。すぐに食べられない場合は、ジャムやお菓子に使うなどしましょう。

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