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にんにく

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 中央アジア原産と推定され、紀元前3200年頃には古代エジプトにおいては薬用として、古代ギリシャでは香辛料として利用されていたそうです。また、現存する最古の医学書『エーベルス・パピルス』には薬としても記載されています。中国には紀元前140年頃伝わり、日本には中国を経て8世紀頃には伝わっていたと見られ、強い強壮効果を持つ薬用植物とされてきました。江戸時代までは強い香りが忌み嫌われましたが、戦後の食の欧米化もあり、香辛料として一般的に広まりました。いまやイタリア料理や中華料理の香りづけに欠かせない野菜です。日本での呼び名は、仏教用語の「忍辱(にんにく)」が語源となったと 言われています。
 一般的に、にんにくは地下茎が大きくなったものを食べますが、「葉にんにく」や「にんにくの芽」も人気です。

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 中央アジア原産のにんにくは、生育温度18~20℃と冷涼な気候を好みま
す。そのため、暑さにはやや弱く、メジャーな生産地も寒冷地が多いです。しかし、品種によっても違うので栽培地に合ったものを選ぶことが大切です。
 最近見かける無臭ニンニクとは、長ネギと似たヨーロッパの野菜、リーキを1年栽培して、太らせた球根です。育て方はニンニクと同じで、寒さ、暑さともによく耐えるため、幅広い地域で栽培が可能です。
 にんにくは1年中店頭で売られていますが、山形で比較的多く出回るのは6月中旬頃です。

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 独特のにんにく臭のもとはアリシンで、強い殺菌・抗菌作用のほか、ガンや血栓を予防し糖質の分解を促す効果があります。さらに体内でビタミンB1と結びつくと疲労回復、体力増進に効果を発揮します。また体内の余分なナトリウムを排泄するカリウムや、皮膚の健康を助けるビタミンB6、貧血予防によいとされる葉酸、エネルギー代謝を促進するビタミンB1なども含まれています。
 ただ、にんにくは食べ過ぎると胃腸を刺激して痛めることがありますので、加熱したものでも1日1~2片程度に抑えましょう。
 食べる際には、芽が出ていたり皮が茶色に変色したりしているものは避けます。粒が大きく、かたくてしまりがあり重みのあるものが良いです。

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