本文へジャンプするためのナビゲーションスキップです。

本文へジャンプします。
ID

パスワード

食のイベントカレンダー

生産者の取り組み

おきたま食の応援団会員募集

レシピ集

産地通信

産地通信(ウェブ限定版)

ライブラリ

メルマガ

動画で知る!おきたまの食材情報

グリーンフラッグ店お得情報

リンク集

  • おきたま伝統野菜
  • 果実
  • 果菜類
  • 葉菜類
  • 根菜類
  • 山菜類
  • 米
  • 肉類
  • 魚類
  • 卵類
  • その他

ダリア

photo1

 メキシコ原産の花で、日本には1842年にオランダ人によってもたらされました。その頃は天竺牡丹と呼ばれ、ダリヤと呼ばれるようになったのは徳川末期になってからです。その後明治30年頃から栽培が盛んになり、大正から昭和初期にかけて多く栽培されるようになったと言われています。ダリヤは品種の交雑、選抜が繰り返され、新品種がたくさん生み出され、1958年にはその種類は4万にものぼるとも言われました。しかし生まれては消えの繰り返しで、現在において正確な数字は分かっていません。
 ダリアは季節感を出せる秋のメイン花材としてフラワーアレンジの分野でも注目を集め、秋のブライダルシーズンにはブーケとして花嫁を飾る機会も増えています。このようなダリア人気の火付け役で、人気をリードしているのが川西町です。そのきっかけとなったのは、平成13年に東京・大田市場の花卉担当者が川西町を訪れた際、ダリア園や庭先に咲くダリアを見て、市場で売りたいと提案したことでした。それまでダリアは切花で販売されることがありませんでしたが、初めて切り花のダリアを出荷し、それ以来置賜地方は日本のダリア生産をリードしてきたのです。
 川西には、ダリアの色彩を引き出す自然環境があります。多くの山々に囲まれた盆地地帯のため昼夜の寒暖差が大きく、ダリアの生育期間にあたる8月には寒暖差が20度近く開くこともあります。こうした気候がダリアに鮮やかな色彩与えてくれるのです。

photo2

 置賜のダリアはほとんどが露地栽培で、5月中旬~6月下旬に球根を植え付け、8月上旬~10月下旬に出荷されます。普通の花は蕾の状態で収穫しますが、ダリアは素人が蕾から咲かせるのは困難なため、花が開いてから出荷します。

photo3

 ダリアには豊富な花色・咲き方と株姿があります。日本で一般的に流通する園芸品種の花形はシングル咲き、アネモネ咲き、オーキット咲き、ポンポン咲きのほか14のタイプに分類されます。花の大きさも直径が2~3㎝の小輪種から直径26センチ以上の巨大輪まであります。川西で生まれた品種もあり、「れいこ」というピンク色の品種などが人気です。
 様々な形と色があるダリア。きっとお気に入りのダリアが見つかるでしょう。

ページの先頭へ

おきたま食の応援団会員募集