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もも

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 原産地は中国西北部の黄河上流の高山地帯で、欧州へは1世紀頃にペルシア経由で伝わりました。英名ピーチはペルシアが語源といわれています。
 日本では縄文時代後期にはももが存在した記録があり、弥生時代後期には栽培されていたといわれています。あまり甘味がなかったため、食用のほか祭祀用途や薬用・観賞用としても用いられていたようです。本格的に栽培が始まったのは江戸時代くらいからで、明治時代に入ってから甘味の強い品種が輸入され、食用として広まりました。品種改良により多くの種類のももが誕生していますが、ジューシーでなめらかな食感の日本の桃は、世界でも評価されています。山形県の生産量は、現在全国で第5位です

《 日川白鳳(ひかわはくほう) 》
1973年に山梨県で発見され、1981年に登録されました。果汁が多く糖度も11~12度と高め。果肉はほどよいかたさを持ち、大きさは250g前後です。シーズンの最初のほうを飾る、早生系の代表品種です。旬は8月上旬。

《 あかつき 》
「白桃」と「白鳳」を交配させた品種で、1979年に登録されました。糖度が高くて酸味は少なく、果肉は緻密で溶質ながら歯ごたえのある桃です。大きさは250~300gくらいになります。旬は8月上旬~中旬

《 川中島白桃 》
長野市の川中島で偶然誕生した品種で、1977年に命名されました。大きさは約250~350gと大きめで、果皮の桃色が濃く、果肉はややかたく歯ごたえがあり、日持ちがよいのが特徴です。糖度が高いので、甘くてかための桃が好きな人におすすめです。旬は8月下旬~9月上旬。

《 ゆうぞら 》
「白桃」と「あかつき」の交配で、1983年に登録されました。果肉は乳白色で緻密、糖度が高く、日持ちもよい品種です。旬は9月上旬~中旬。

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 「桃」は秋の季語となっていますが、旬は夏から初秋の時期で、お盆の時にお供え物に入ることが多い果物です。
春先の温度が低い時期に雨が良く降ると縮葉病に掛かりやすく、実桃の栽培には病害虫の防除が必要です。また果実の収穫前にも虫や鳥の食害にあうなど、大変手間暇が掛かり難易度が高い果樹です。

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 ももの主成分は果糖です。果糖は体内で代謝の過程を経ずにエネルギーとなるので、 疲労回復には即効性のある有効な栄養源です。また、ももの食物繊維には整腸作用のあるペクチンが豊富なので、便秘改善が期待できます。そのほか、高血圧予防としても有効的なカリウムや、冷え性や二日酔いによいナイアシン、疲労回復に効果があるクエン酸やリンゴ酸も多く含みます。さらに、ポリフェノールの一種であるカテキン類も含まれ、がん予防や老化予防も期待できます。
 選ぶポイントとしては、ふっくらと左右対称にきれいな丸みをしていて、全体的に紅く色づいているものを選びましょう。枝側は綺麗な白い色のものを選びます。緑がかったものは未熟で、黄色みを帯びてきているのは鮮度が落ちてきたものです。皮の色は濃いほうが甘みがあり、色の濃い部分に白い点々が出ていればよりおいしいです。また果皮全体にうぶ毛があり、香りの強いものがおいしい桃です。ももは追熟させることで果肉がやわらかくなるので、かたいももは風通しのよいところで常温保存しておきます。軽くふれて、やわらかみを感じれば食べ頃です。

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