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大根

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 原産地は中央アジア、地中海沿岸など諸説あります。エジプトでは紀元前3000~2000年頃、中国では紀元前500年頃から栽培されていた記録があり、世界最古の野菜のひとつです。日本には中国、朝鮮半島を経て弥生時代頃に到来し、野生種も自生しています。春の七草「すずしろ」として数えられ、江戸時代には野菜の代表格として周年栽培されていました。そのころに、保存食として漬物や切り干しなどの加工も行われ、庶民の食生活に欠かせない野菜となりました。現在、作付面積・生産量ともに減少傾向にはありますが、今も人気の高い野菜です。
 日本では全体が白い「青首大根」が一般的で、近年は紅いラディッシュが知られていますが、海外では真っ黒いものや芯まで紅いものもあります。

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 日本で一般的な「青首大根」以外に、全国に古くから栽培されている地大根といわれるものが多数あります。そのほか、品種改良により一年を通して大根を食べることができるようになりました。ただ、収穫時期によって多少食味も変わり、春から夏のものは辛みが強く、秋から冬の寒い時期のものはみずみずしく甘味が増しています。置賜では、11月上旬から12月中旬が旬です。
 また、部位によっても色味が変わり、葉に近いほうが甘味が強く、根先の部分には辛みがあります。その理由は、葉に近い部分は寒さで凍らないように糖度を上げるため甘く、そして根先のほうは土中の虫よけに辛味成分が効果的だからといわれています。

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 大根に含まれる消化酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)は、胃の消化を高める働きがあります。同じく消化を助ける「オキシターゼ」という酵素は発がん物質を解毒する作用があるといわれ、がん予防にも期待できます。辛味成分である「イソチオシアネート」は血液をサラサラにする作用があり、がん予防や抗菌作用があるとされています。大根の葉には骨や歯の形成に必要なカルシウム、がん予防や老化予防によいとされるβ-カロテンが含まれています。
 葉に近い部分は、辛味が少なく硬めなので、サラダや炒め物に向いています。真ん中部分はみずみずしく柔らかい上に最も甘みがあるので、おでんやふろふきのような煮物に最適です。根先に近い部分は辛味が強いので、おろしにするといいでしょう。大根葉は油で炒めたり味噌汁の具などにするとおいしく食べられます。
 選ぶ際には、色が白く張りがあり、みずみずしくてひびなど入っていもの、葉が付いている場合は、葉が活き活きとしているものを選んでください。また、持った時にずっしりと重い物を選びましょう。

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