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かぼちゃ

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 中南米原産で、16世紀にインド、カンボジアあたりから日本へ到来したのが、角ばった東洋種です。19世紀後半から北海道を中心に広がったのが、南アメリカ原産の円筒形の西洋種です。
 かぼちゃという名前の由来は、カンボジアからポルトガル船によって日本に持ち込まれたことから、「カンボジア」がなまって「かぼちゃ」になったといわれています。南瓜という名称も、南方から日本に伝来したことからつきました。
 かぼちゃは「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類に分けられます。日本かぼちゃはねっとりとしていて和食向きで、黒皮かぼちゃ、黒皮小玉かぼちゃ、ちりめんかぼちゃなどがあります。西洋かぼちゃはホクホクとして甘みが強いのが特徴です。黒皮栗かぼちゃ、赤皮栗かぼちゃ、青皮栗かぼちゃ、白皮栗かぼちゃなどがあります。現在流通している9割近くはこの西洋かぼちゃです。ペポかぼちゃは観賞用が多いですが、そうめんかぼちゃやズッキーニもペポかぼちゃの仲間です。

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 乾燥しているところが好きなので、日本のように湿気の多い気候では、うどんこ病にかかりやすいのが欠点です。通常、苗の先端を本葉5枚程度残して摘芯し、本葉の脇からでる子づるを4本程度伸ばします。雌雄異花で、雄花はたくさんつきますが、果実になる雌花は飛び飛びにつきます。一般的に着果してから成熟するまで45日程度必要で、外形が完成してからもおいしくなるまで長期間必要です。早生の「みやこ」かぼちゃは、着果してから30日程度で成熟するので、早出ししたい場合は、こうした品種を使ったほうがよいでしょう。旬の時期は8月上旬。冬至に食べる習慣がありますが、かぼちゃは夏野菜です。

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 強い抗酸化作用のあるβ-カロテン、α-カロテンが豊富です。β-カロテンは脂溶性のため、油との調理で吸収力がアップします。抗がん作用のあるビタミンC、Eも含み、美肌や更年期症状の改善なども期待できます。また血圧を抑える効果のあるカリウムも多く、生活習慣病対策にもよいとされ、食物繊維も多いので便秘改善も期待できます。
 食べる際には、ずっしり重くツヤがあり、爪が立たないくらいかたいものがよいです。皮にオレンジ色の部分がある場合は、濃い色の方が熟しています。多くの野菜は新鮮なほど栄養価が高いのですが、かぼちゃは完全に熟してから食べるようにしましょう。収穫後約1か月頃が糖化のピークで食べ頃となります。かぼちゃは甘みが強いため、お菓子にもよく使われます。また種子も、ナッツとして食されます。

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